さらなる成長に向け、これまではコストでしかなかった既製品の作業服を見直し、ユニフォームの刷新に取り組んでいる。

「今まではコストだったが、せっかくであれば採用であったり社員のモチベーションを高めていく経営資源にしていきたい。」
そう語るのは、株式会社ロジコムの代表取締役社長、大上氏。

素材や反射材等含めた安全性、熱中症対策も考慮された、こだわりの詰まったロジコムのオーダーユニフォーム。
社員の声を随時反映し、毎年マイナーチェンジで改良を重ねている。
自社に合うより良いユニフォームを追求できるのと同時に、「社員の意見がしっかり反映される」という意識の浸透や社風の構築に役立てられるのは、オーダーユニフォームならではの魅力である。

採用活動においても、新卒向けの会社説明会でユニフォームの話をすると「袖を通してみたい」と興味を示してもらい、かなりの好感触を得ている。
また、実際お客様のところへ行っても他社と比べてデザインが際立ち、遠くからでもロジコムだと認識されやすくなっている。

周知の範囲は求職者やお客様だけにとどまらない。
ロジコムが自動車メーカーへ製品を納品するように、他社もトラックで納品に向かっていることから、色んな物流会社のドライバーがロジコムのユニフォームを見ているのだ。

競合他社のドライバーが「転職するならロジコムを調べてみようか」と思わせるキッカケとなるような、広告の一環として二次的な効果も期待していると、大上氏は語っている。

株式会社ロジコム
1959年に創業して以来、自動車産業を支える物流企業として社会に貢献。現在では、自動車部品の製造や物流管理システムの開発、アッセンブリー（組立て加工）業務など、物流会社の概念にとらわれず、時代にあった事業とサービスを提供している。

• 設立：1959年（昭和34年）/社員数：814名（2019年3月期）
• 広島県広島市東区矢賀新町5-7-4
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