事例紹介
Case
社員への起爆剤
広島市で産業廃棄物の収集・運搬・リサイクル、不用品の回収などを行っているタイヨー。
創業70年を迎え、顧客は8000件以上。広島に住まう全ての人のために循環柄社会の構築を担う。
01.
MOVIE
目的は、「社員への刺激」。
イメージで疎遠されがちな業界に対する固定概念を覆し、一番の財産である社員がカッコよく働けるユニフォームを作ることを決意。
02.
INTERVIEW
様々な業種において、ユニフォームのニーズは違う。
恐らく多くの企業が対外的なブランディングをイメージする中、代表取締役社長の元山琢然氏にとって、ユニフォームに対する期待はそれだけに留まらなかった。
「私たちの仕事って結構単純なんですよ。単純でほぼ毎日同じ仕事をする仕事なんですけど、それだとやっぱり仕事ってマンネリしてくるんですよね。熟練とマンネリ化って似たようで相反するもので、マンネリ化してくると技術は上がっても意欲が低下してくる。ユニフォームを変えることは、私の中では社員に対しての刺激になると考えているので、定期的に変えて、少しでも社員のモチベーションを高める起爆剤になってくれることを期待しています。」
タイヨーのオーダーユニフォームは、従来のイメージを払拭するための斬新なデザインでありながら、作業中は冬でも汗をかくことを考慮し、裾と袖をファスナーで分割して温度調節も可能にしている。
以前は既製品の作業服に刺繡を施したものだったが、「太陽」を社名の由来とするタイヨーらしい配色のオーダーユニフォームでは、地域や顧客からも「明るいね」「カッコいいね」と声をかけられるようになったと、元山氏は語る。
「業種によっては、対外的よりも社内的な方がユニフォームは効果を発揮するのかなと。私はインナーブランディングに必要だと思って、オーダーユニフォームを取り入れています。
また、社内向け発信一環として、こうしたメディアや取材はできるだけ受けるようにしています。テレビやラジオなど、私の考えを外部から伝えてもらえば、直接伝えるより響く場合もありますので。」
今回のオーダーユニフォームは元山氏と常務を中心にデザインされたが、今度は社員たちだけで新しいデザインを考案中とのこと。
次のユニフォームも、社員の活力を高める起爆剤となって、さらなる刺激を生んでくれることだろう。
03.
COMPANY
株式会社タイヨー
廃棄物の収集・運搬、無害化・資源化などの中間処理、循環型社会に向けたリサイクル事業などを展開。環境への取り組みも重視しており、ISO認証を取得したり、小中学生向けの環境学習も行っている。また、社内に託児所やキッズルームを設置するなど、女性も働きやすい会社を目指している。
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設立:昭和26年4月/社員数: 85人
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広島県広島市安芸区船越南5-11-1
誇りを纏い、
概念を覆せ
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