事例紹介
Case
会社の歩く広告塔に
ヤマサは、広島市で自動車の運搬を主な業務とする。中古車市場の活性化を機に車両の運搬に主力事業を転換し、飛躍的な成長を遂げる。
01.
MOVIE
ヤマサのトレードマークは、深みのあるグリーンで統一されたキャリアカーだ。
キャリアカーと同じく会社を象徴する存在として、オーダーユニフォームの製作に取り掛かった。
02.
INTERVIEW-1
「スピードが取り柄。」
競合他社と差別化されたヤマサの強みを語るのは、代表取締役の椎木裕隆氏。
昭和28年に創業して以来、多様化する時代のニーズを正確にとらえ、車両運送エキスパートとしてスピーディーに応え続けてきた。
ヤマサの「早さ」はビジネス上の大きな強みであるが、ユニフォーム製作以前、社内体制を整える前は従業員にとって負担でもあったと、椎木氏は過去を赤裸々に語った。
「スピード重視のために、時には帰りが遅くなるなど、従業員の定着に課題はありました。そのため従業員の働きやすい環境づくりとして、車の台数増加や給与面の見直し、ユニフォームの刷新など様々な面で体制を整えることに注力しました。今ではドライバーも離職することなく頑張ってくれています。」
03.
INTERVIEW-2
「すべてはお客様とドライバーの為に。」
自動車運送業を営むヤマサは、昼夜問わず、お客様の車に傷がつかないよう細心の注意を払って作業している。
しかし夜間ともなると、後ろを向いていたり車に注視していて、ドライバーに気付いてもらえない場面もでてきてしまう。
そんなヤマサのユニフォームは、お客様の車を、そして何よりドライバーの命を守るために、作業のしやすさと安全性を兼ね備えたデザインが必須だった。
コーポレートカラーである深いグリーンをベースに、背面には大きく反射材を取り入れ、デザイン性と暗所での視認性を高めたユニフォームを完成させた。
「私たちの名刺には営業と書いていますが、一番の営業はドライバーだと思っています。」
そう語るのは、取締役 営業部長の前宏信氏。
「結局一番お客様と接するのはドライバーなんですよね。会社の看板を背負うからこそ、一昔前の運転手のようではなく、スタイリッシュでカッコいいデザインがいいなと。出来上がったユニフォームは、ドライバーにも1枚ではなく、着回せるようたくさん配っています。やっぱり汚れたままでは、ドライバーもお客様もいい気分ではないですからね。」
こだわりのユニフォームに変わったことで、特にディーラーからの反響が大きいと前氏は語る。
数ある会社の中でも特徴的なグリーンはよく目立ち、「カッコいいよね」と言われることが増えたという。
「これまでは市販のものにヤマサの刺繡をいれてもらっていましたが、やはり廃盤になることもあり、何か会社として統一できればと思っていました。廃盤で変えるのではなく、オーバーに言えば半永久的に、日本各地でヤマサ統一したいと。市販だと他県でも同じ作業服は存在しますが、うちの会社独自のユニフォームがあれば、社員の意識浸透というか、会社としても一つになれるのかなと思っています。」
ドライバーがユニフォームを着て働くことによって歩く広告塔となり、会社もさらに成長していけることを期待している。
04.
COMPANY
株式会社 ヤマサ
1953年に山佐運送として創業。現在は車両の運搬を主な事業とし、広島市を拠点に福山、福岡、大阪、名古屋、東京に営業所を構え、広範囲の運搬業務に対応しているほか、中古車オークションのサポート業務も行なっている。
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創業:昭和28年4月1日 / 社員数:150名
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広島県広島市佐伯区五日市港4-4-16
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