事例紹介
Case
作業者から提案者集団へ
1974年の設立以来、サッシをはじめとする住宅設備機器の販売においてリーディングカンパニーの地位を築き上げてきた八尾トーヨー住器。
大阪・奈良・兵庫の阪神エリアで、住まいの新築・リフォームから公共施設・空間まで、優れた建築資材の販売を行なっている。
01.
MOVIE
作業者ではなく、提案者へのマインドチェンジ。
お客様により良い住生活を過ごしていただきたいという想いをのせた、ジャケットスタイルのオーダーユニフォームが完成した。
02.
INTERVIEW
「今までの、いわゆるサッシ屋、建材の卸売業、そういった仕事の在り方とこれからの在り方は、やっぱり大きく変わっていかないと残ることができないし、いい仕事もできないと思ったんです。」
そう語るのは、代表取締役の金子真也氏。
八尾トーヨー住器が取り扱うのは工業製品あり、他社でも購入できる商品のため、そこでの差別化は難しい。
商品以外の部分で付加価値を生み出すとなれば、それは製品を提案する「人」しかない。
ただ、これまでの住宅資材の販売会社というのは「建築の作業者」というイメージが非常に強かった。八尾トーヨー住器も例外ではない。
何年も前から日本の人口減少は叫ばれ、比例して住宅の着工数も必ず減ってくる。
衣食住という言葉があるように、住宅に関わる仕事がなくなることはないかもしれない。
しかし様々な情報が溢れる現代で、これから住宅に求められることはさらに多様化、複雑化してくるのは想像に難くない。
だからこそ、単なる作業者ではなく提案者にならなければと、金子氏は語る。
「住宅って、単に雨風がしのげる四角い箱ではないですよね。その箱が欲しいのではなくて、『この家でこんな生活がしたいんだ』っていう、その思いを実現してくのが、私たちのホントの仕事だと思うのです。だから、作業者ではなく“良い提案をする集団”だということを、まずは制服で表現したいと思いました。」
“提案者へのマインドチェンジ”というところを重視したため、作業着ではなくジャケットタイプを金子氏自らで考案。
社内のプロジェクトメンバーとも意見を出し合い、実務として建築途中の現場へ行くことから、素材はストレッチがきくものや汚れが落ちやすいものをチョイスした。
装飾の一つにしても、例えば完成間近、これからお客様が住まわれる住宅へ行くこともあるため、キズがつかないよう隠しボタンにするなど細部までこだわっている。
また、コーポレートカラーのグリーンのストライプは腕とセンターベントに配置。
ショールームや展示会などたくさんの人がいる現場でも、遠くから見ても八尾トーヨー住器だとわかるように工夫するなど、様々なシーンに対応できるユニフォームが完成した。
「仕入れ先さんやお取引先など、いろんなお客様をお迎えすることがありますけど、やっぱり『おしゃれですね』というのは多数いただきます。今までの“建築業界の一工手”のイメージではなくて。先日実は、『もはやサッシ屋さんではないですよね』というようなお声もいただきました。」
「社内のメンバーも色んな体験ができないと、やっぱりお客様にいい体験をご提供することはできないと思うのです。だから当社のオフィスには色んな仕掛けがあります。メンバーの『こんなものがあるんだ』という思いが、お客様に対するご提案、ご提供に繋がっていくと思うからです。制服も同じで、作業者ではなくて、私たちはこの制服とともに、いいご提案をさせて頂く、上質な住生活をお届けしていく。それを表現する一つのアイテムだと思いますので、オーダーユニフォーム製作はいい経験になったと思います。」
03.
COMPANY
八尾トーヨー住器株式会社
「すべてはお客様のために」
住宅用建材・住宅設備機器・エクステリア建材・外装建材・太陽光発電システム
ビル用建材・木造軸組構造体などの販売
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設立: 1974年/ 社員数: 134名
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大阪府八尾市恩智南町2丁目6番地
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