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2022.09.15

二代目社長の悩みを打開|成功事例から知る施策とは

先代から会社を引き継いだものの、
・創業者を超えるプレッシャー
・業績低迷や人材不足など事業承継した時点で課題が多い
・旧体質な社風で改革が進まない
など、どのように企業改革すべきか悩んでいる二代目社長も多いのではないでしょうか。

本記事では二代目社長によくある悩みや、成長戦略への取り組み方などを紹介していきます。

企業ブランディングの成功事例も合わせて紹介するので、企業改革に悩む二代目社長は必見です。

01.

二代目社長が取り組むべきこと

様々なサービスや商品が溢れ簡単に手に取れるようになった現代では、ただ良いサービスや商品を提供しているだけだと、企業を発展させられません。

二代目として社長に就任した方の中には、企業改革のために何から取り組むべきかわからない方も多いでしょう。

マーケティングやマネジメントなど取り組むべきことは、当然たくさんあります。

しかし、その中でも二代目社長がまず取り組むべきことは、CIを確立し企業価値を向上させることです。

CIとは「コーポレート・アイデンティティ」の略称で、簡単に言うと自社の理念を社内外に共有し企業に対するイメージを作る戦略を意味します。

このCIを構成する要素には、下記のものが含まれます。

  • 企業理念
  • 企業ミッション
  • 企業のロゴ
  • 社員の行動
  • 企業の文化

創業者が築いた組織や実績などの資産を活かしながらCIを確立させることで、社内外に企業の存在感をアピールできます。

その結果、企業がさらに発展していくための基盤を作り上げることができるでしょう。

02.

二代目社長の企業ブランディング事例<株式会社タイヨー>

二代目社長の企業ブランディング成功事例として株式会社タイヨーの事例を紹介します。

1951年に創業し、広島県を中心に廃棄物処理業を営む株式会社タイヨー。

二代目社長である元山琢然氏は、売上が右肩下がりで経営状態が著しくない中、弱冠30歳で社長の座に就任しました。

社長に就任した当時は、二代目社長の悩みとしてよく挙がる財務に関する問題や人材不足など、問題が山積みだったとのこと……。

特に社員と会社の関係に悩まされたと言います。

会社にとって一番の宝は人材だと考える二代目社長の元山琢然氏は、どうすれば社員と会社の関係を改善できるのか模索……。

その結果、それまで社員と会社を繋いでいたものが賃金のみだったという事実に気がつき、社内改革に取り組みました。

具体的には、会社の生き残りをかけ「魅力ある職場づくり」と「女性活躍」に的を絞り企業改革に取り組みます。

魅力ある職場づくりを実現するべく、従業員へ職場に必要なことは何か意見を聞くなど、ボトムアップを意識しました。

さらに女性が活躍する会社として成長するために、2018年4月に事業所内保育施設を併設するなど、女性が働きやすい環境づくりに挑戦。

その結果、二代目社長である元山琢然氏が就任した当初と比較すると、女性従業員比率が8.8%から30%(2021年7月時点)まで上昇しました。

 

一般的に若くて元気な男性が働いているイメージのある廃棄物処理業界。

女性従業員比率が30%を超えるのは、業界の中でもかなり珍しいことです。

深刻な人材不足を解消するなど「魅力ある職場づくり」と「女性活躍」に取り組んだことで、業界にも新たな風を巻き起こしました。

また社員への刺激を促すために、ユニフォームの製作も実施。

「魅力ある職場づくり」や「女性活躍」に力を入れる株式会社タイヨーがユニフォームを製作した裏側には、3Kで見られがちなイメージから脱却したいという二代目社長の強い想いが隠されていました。
その結果、顧客からユニフォームを褒められる機会が増えるなど、社員のモチベーションを高める起爆剤となっているようです。

一見派手なように見えるユニフォームですが、お客様に声をかけていただけることが増えるなど企業ブランディングにも成功しています。

 

03.

革新するなら見た目から~オーダーユニフォームという手段~

「りんごのマークを見ただけで、アップルだとわかる」
「黄色いMを見ただけで、マクドナルドだとわかる」

年代や性別問わず、このような方も多いのではないでしょうか。

世界的に有名な企業はVI(ビジュアル・アイデンティティ)に成功しています。

VIとは企業価値やコンセプトを反映させたロゴなど、ビジュアルに訴える情報のことを指します。

世界的な有名企業がVIに成功しているように、ビジュアルに訴える情報を改革することは企業ブランディングにおいて重要な役割を果たします。

そこでおすすめなのが、オーダーユニフォームの製作です。

 

<オーダーユニフォームを製作するメリット>

  • 社内外に企業のイメージを共有できる
  • 現場で働く従業員のモチベーションが高まる
  • 従業員に連帯感が生まれる
  • 企業の宣伝になる

このように、オーダーユニフォーム製作は、企業価値を高めるための有効な手段の一つとして期待できます。

ここからは、実際にオーダーユニフォームを製作し企業ブランディングに取り組まれた企業の事例を紹介していきます。

 

<有限会社片上工務店>

足場工事業として足場施工管理や、鳶工事全般を担う有限会社片上工務店は三代目社長の就任とともに、オーダーユニフォームの製作に取り組みました。

新たにオーダーユニフォームを製作するにあたって、三代目社長はどのように「会社の社員を幸せにしたい」という先代の意思を引き継ぐべきか頭を抱えたと言います。

試行錯誤の末、作業がしやすく、汚れの目立たない常盤色を採用したユニフォームが完成。

従来の足場工事業のイメージとかけ離れたスタイリッシュなオーダーユニフォームを製作したことで、社外からもユニフォームを褒められるなど、企業ブランディングにも一役買っています。

ユニフォームを褒められることで、仕事に誇りを持てるなど従業員のモチベーションも高まっていることに違いありません。

 

このように、オーダーユニフォームの製作がきっかけで先代の「会社の社員を幸せにしたい」という想いを実現させることに成功しています。

04.

まとめ

本記事では二代目社長の悩みや、取り組むべきことなどを紹介してきました。

企業価値を高めるためには、企業ブランディングに取り組むことをおすすめします。

その中でも従業員が身に纏うオーダーユニフォーム製作は、インナーブランディングにも役立ちます。

働く人の「見られる意識」が高まり、サービスの資質向上やさらなる企業発展など、多方面でのシナジー効果も期待できます。

オーダーユニフォーム製作に特化しているOUCでは、中小企業の熱き誇りと発展をサポートするため、

  • デザイン性
  • 機能性
  • 独自性
  • 機能性
  • パートナーシップ

を兼ね揃えた、唯一無二のユニフォーム製作を行なっています。

OUCのお客様でも、二代目三代目と社長就任をキッカケに、企業ブランディングに取り組まれる社長は少なくありません。

実績共有もできますので、些細なご相談でも、ぜひ気軽にお問い合わせください。

 

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